一川誠教授の時間学とは?歳を取ると1年があっという間に感じる理由!

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一川誠(いちかわ まこと)教授は、千葉大学大学院で認知心理学を専門とする心理学者です。

「時間の感じ方」や「記憶と意識の関係」など、人の主観的な体験に焦点を当てた研究を行っており、テレビや書籍などでもわかりやすく時間心理学を解説することで知られています!

著書に『大人の時間はなぜ短いのか』『仕事の量も期日も変えられないけど、「体感時間」は変えられる』などがあり、
「時間に追われる現代人」に向けて、心のゆとりを取り戻すヒントを発信し続けています!

そこで今回の記事では、一川誠教授のプロフィールや提唱されている時間学について、できるだけかんたんにまとめてみました!

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目次

【千葉大学教授】一川誠のプロフィールや経歴!出身地や学歴や論文は?結婚して子供はいる?

プロフィール

生年月日:1965年5月5日(62歳)
出身地:宮崎県生まれ・大阪府育ち
学歴:1988年 大阪市立大学 文学部 卒業、1994年 同大学院 後期博士課程修了、博士(文学)号取得
結婚・家族:研究者プロフィールやメディア出演履歴、著書紹介などを確認しましたが、家族構成に関する記載はありませんでした。
メディア出演:NHK、テレビ朝日、日本テレビなどで時間知覚や心理的時間に関する解説を多数担当

経歴・職歴

ポスドク研究:1994–95年:学術振興会特別研究員、1995–97年:カナダ・York University(Centre for Vision Research)で研究員
職歴:1997–2000:山口大学 工学部 講師・助教授、2006–2013:千葉大学 文学部 助教・准教授、2013年~:同大学 教授
兼職:山口大学時間学研究所 客員教授
学会役職:日本時間学会 会長、日本基礎心理学会 理事、日本視覚学会 幹事など

ぽんた

日本時間学会なんてあるんですね!

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一川誠(いちかわまこと)教授の時間学とは?大人の時間はなぜ短い?逆に時間を長く感じるには?

一川誠教授の理論では、「歳を取ると1年があっという間に感じる理由」は記憶と時間感覚の関係によって説明されます。

一川誠教授の理論:記憶密度仮説

ぽんた

ポイント「人は時間の長さを、“どれだけの記憶があるか”で判断している」そうです!

時間の感じ方は「記憶の量」によって変わる

・ある1日が「長く感じる」か「短く感じる」かは、その日にどれだけ記憶に残る出来事があったかで決まる。
・つまり、脳は“時間そのもの”ではなく“記憶の密度”で時間を感じているといえる。

年を取ると新しい記憶が減少する

・子どもや若い人は、新しい経験が多くある(初めての学校、初めての旅行、初めての仕事など)。
・一方、大人になると経験がルーチン化し、「記憶に残る新しい出来事」が減少していく。
→ 結果として、「1年分の記憶の密度」がスカスカになり、1年があっという間に感じる

記憶が少ない=短く感じる時間

・旅行など非日常を体験すると、1日が長く感じる(記憶が多く残る為)。
・逆に、毎日似たような日々を過ごしていると、1週間でも「あれ?もう金曜日?」と感じてしまう。

逆に時間を“長く”感じるにはどうしたらいい?

新しい体験を増やす(旅行、習い事、新しい人間関係など)
記録する(日記や写真、SNS投稿などで「記録して記憶に残す」)
日常の中に変化を取り入れる(いつもと違う道を歩く、食べたことのないものを食べる、非ルーティン化)

ぽんた

確かに思い当たる点がいくつもありますね!

一川誠の書籍/本紹介!時計の時間と心の時間や「体感時間」は変えられる

時計の時間、心の時間―退屈な時間はナゼ長くなるのか?

ぽんた

この本では、私たちが日常で感じる「時間の長さ」と、時計が刻む「客観的な時間」のズレに焦点を当てています。


仕事の量も期日も変えられないけど、「体感時間」は変えられる

ぽんた

この本は、「忙しすぎる」「時間が足りない」と感じる人に向けて、
“体感時間”を伸ばすことで、心にゆとりを取り戻す方法を教えてくれる一冊です。


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まとめ|一川誠教授の時間学とは?歳を取ると1年があっという間に感じる理由!

いかがでしたでしょうか。

一川誠教授は、「時間学」と「知覚心理学」を柱に、実験による時間・空間の科学的解明を進められており、私たちにわかりやすい言葉で時間について教えてくれます!

「歳を取ると1年があっという間に感じる」という現象は、多くの人が経験するものです。

一川誠教授の理論を取り入れて、残りの人生を有意義なものにするヒントにしてみてはいかがでしょうか?

少しでもお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた!

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